当ファンドが連動を目指すインデックスは、安定的に高収益を上げている企業のうち、将来の成長に繋げるために積極的な投資(設備・人材)を行っている企業200銘柄から構成されている「iSTOXX MUTB Japan 積極投資企業200インデックス」です。
このインデックスは、投資や成長に対して積極的かつ前向きに取り組んでいる日本企業をアピールしたいという狙いで開発されました。
当インデックスは、積極的に設備・人材投資を行いながら安定的に収益を上げている企業に着目しています。
具体的には、積極的に設備・人材投資を行っている企業は1年後のROEが高い傾向があり、そこで得られた収益を積極的に設備・人材投資へ配分し、将来のさらなる成長へつなげていく好循環が期待できます。
(三菱UFJ信託銀行資料より)
当インデックスのコンセプト(※)に基づき、イメージ図のように多くの銘柄の中から一定の条件で絞り込んでいます。
(※)コンセプト:安定的に高収益を上げている企業のうち、将来の成長に繋げるための投資(設備・人材)を積極的に行っている企業への投資
年2回(6月・12月)、インデックス構築プロセスに基づき銘柄の見直しがあります。
また、iSTOXX MUTB Japan 積極投資企業200インデックスは時価総額加重型のインデックスですが、特定の銘柄への集中を防ぐ観点から、一銘柄の組入比率の上限を2%としています(ただし、見直し後の時価総額の変動により2%を超えることがあります)。
(1)収益性スコア
ROE、財務健全性、キャッシュフロー創出力、利益安定性を考慮します。(2)設備投資スコア
設備投資の変化、超過設備投資、研究開発の変化を考慮します。(3)人材投資スコア
給与や従業員数の変化、スキル・モチベーション向上、社員が働きやすい環境づくり、女性の活躍推進を考慮します。2008年度以降の年度別パフォーマンスで比べてみると、iSTOXX MUTB Japan 積極投資企業200インデックスはTOPIXを概ね上回っています。
iSTOXX MUTB Japan 積極投資企業200インデックスは、収益性・設備投資・人材投資の3つの観点から銘柄選定が行われることから、TOPIXとの業種別比率に違いがあることがわかります。